週刊ダイヤモンドの葬儀特集記事をまとめてみました。

過去週刊ダイヤモンドのお葬式特集に触れた記事をまとめてみました。

週刊ダイヤモンドで葬儀業界のアピールを!

刊ダイアモンド9月4日号
をぱらぱらと読んでいると
「心を込めたメモリアル」という特集記事が。

今まで週刊ダイアモンドの「偏向記事」について何度か指摘してきたのですが
(参照ページ:気は確かか?週刊ダイヤモンド
大丈夫か?週刊ダイヤモンド

今回のインタビュー記事は葬儀社の主張をちゃんと掲載している・・・

ってよく見たら
記事広告じゃん!

理不尽な批判記事を書いといて
後で金を出したところをほめる記事を書くのって
総会屋の機関誌の手口っぽい(^^;)

でも考えようによっては
葬儀屋がバンバン記事広告だせば、
週刊ダイアモンドをプロパガンダ(宣伝)目的の業界紙にできてしまう
ってことでは!・・・なんてね。
(ちなみに田中角栄はマスコミのコントロール目的のために
政府公報のTVCMを始めたとか)

ま、単なる冗談ですけど
葬儀業界より出版業界の方が斜陽度は高いみたいなので
もしかすると・・・

「週刊ダイヤモンド別冊 葬儀・相続エンディングノート 2011年 8/7号」への苦言

しばらくブログの更新がとどこおっておりました。
申し訳ありません。<(_ _)>

さて私が仕事でてんてこ舞いしているうちに、「例の」本が発売されておりました。

週刊ダイヤモンド別冊 葬儀・相続エンディングノート 2011年 8/7号

過去に発売された週刊ダイヤモンドの記事+エンディングノート
という構成です。

さて今回の
週刊ダイヤモンド別冊 葬儀・相続エンディングノート 2011年 8/7号の
特徴は
葬儀社のPR記事の多さでしょうか。

読み手にリテラシーがある場合は
PR記事が全て悪いとは言いません。

しかし広告料を払う葬儀社ならどんなところでもPR記事を掲載してしまうのは
いかがなものでしょう?

先日、所得隠しで摘発された葬儀社のPR記事(=提灯記事)が掲載されています。

マスコミで報道されるときは「所得隠し」や「脱税」などスキャンダラスな言葉が並びますが、実際は企業と税務署の税法の解釈の違いが原因であることが多い
ことから、一概にこの葬儀社がダメ葬儀社だとは思いません。
現にこの葬儀社を評価する記事も書いています。

ですからあんまり細かいことは言いたくないのですが
日頃、葬儀社のカネに関してあることないことさんざん批判してきた
週刊ダイヤモンド自身がこれかよ・・・っていう印象です。

これって良心に反しませんか。
(ちなみに所得隠しが発覚したのはこの本が販売される半月前です)

あえて青臭いことを申し上げますが、
金のために魂売るのであれば
悪徳葬儀社と同罪ですよ。

「週刊ダイヤモンド カネをかけずに納得の寺・墓・葬儀」を読んで

久々に週刊ダイヤモンドで葬儀ネタの取り扱いがあったので
つらつらと感想を書いてみます。
(参考:過去の週刊ダイヤモンドに関する記事
週刊ダイヤモンドの1月19日号「カネをかけずに納得の寺・墓・葬儀」

これまでに比べて
全体的に記事のレベルは上がったと思います。
ライター変えたのかな?
互助会に関する記事なんかちゃんと必要なデータも押さえているし。

もちろんツッコミどころは健在(^^;)
葬儀ライターのI女史HセレモニーのY氏には
しゃべらせる機会を与えるべきでは無いと思います。
あと「ある葬儀コンサルタント」ってF氏のことだよね。

「(寺院から葬儀社への)キックバックが業界として当たり前になっている」
と話すのは僧侶派遣業を行うおぼうさんさんどっとこむの、林数馬氏。
全国の葬儀屋さん、林数馬氏の名前を覚えておいてね。

「当たり前」らしいっすよ。

ポジショントークとしては実に分かりやすい。
それから「識者が選ぶ安心の葬儀社」の識者って誰だよ。

叩くこと前提の覆面調査で、愛知県のT社を実名で槍玉に挙げておいて
この「識者が選ぶ安心の葬儀社」で愛知県の葬儀社2社をほめるって
総○屋の手口か?
ホント分かりやすいわ。

それから○○○のうわさがある○○○○○○を○○するのもどうかと。
後で恥をかくのはそっちでしょうに・・・
じゃ、今日はこれくらいで。

(追記)
上記の伏せ字の箇所が気にある方は↓こちらの記事をお読みください。
週刊ダイヤモンドオンラインの「小さなお葬式」買収報道とその後 | 考える葬儀屋さんのブログ




4件のコメント

はじめまして。いつも拝見しております。
私はいま大学3年生で、葬儀業界を志望しております。
先ほど大学生協の書籍部を覗いたところ、偶然この雑誌が目にとまり、今度購入しようかと思っておりました。
この雑誌は業界研究には向いていませんでしょうか?
ちなみに、前にお勧めされていた「葬儀業界の動向とカラクリがよーくわかる本」は現在熟読中です。

blueさん
> 私はいま大学3年生で、葬儀業界を志望しております。
ありがとうございます!ぜひ(^_^)v
> この雑誌は業界研究には向いていませんでしょうか?
いえ、どんな情報もそうですが
リテラシーがあればお読みになっていいと思います。
このブログにしても、疑ってかかった方が良いかもしれません(^^;)

ありがとうございます!
この業界について私はまだまだ無知なので、いろいろな情報を取捨選択していきたいと思います。
私は情報をすぐに鵜呑みにする癖があるので気をつけなければ…という感じですが笑

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