6月に発売された葬儀業界本の駄作と良作のご紹介をいたします。
まずは駄作から(^^;)
「爆笑葬儀屋日記」水野 太郎
爆笑どころか私は終始眉間(みけん)にしわを寄せてましたが・・・
ある意味予想通りの内容でした。
あらすじは、葬儀と経営をなめきった連中が、いい加減な葬儀をして
いろいろあったけど、今はそれなり、
という感じでしょうか。
ちなみに15分ちょっとで読めるボリュームです。
しかしこの本に載っているように、
農協は本当にこんな連中を採用したんでしょうか?
そのうち一人は現在、農協葬祭部の部長らしいです。
文中では成功談的な扱いなのですが
読み手は農協さんのレベルを心配してしまうと思うのですが・・・
(あくまでこの本に書いてあることが事実であるなら、ですが)
それにしてもこの手の本は定期的に出現しますが
葬儀業界に悪いイメージを与える以外の存在理由ってあるんでしょうか?
一方同時期に出版されているこちら。
「人生は与えた分だけ与えられる 尽生と志事」 冨安徳久
(アマゾンさーん。表記間違ってるよ。仕事じゃなくて志事ですよ。2013年6月25日付)
毎度のことながら盤石の冨安クオリティです。
藤田先輩(冨安氏の師匠と言われてた人)の発言が
どんどんふくらんでるなぁ、って感じるところもありますが
おおむねこれまで言ってきたことの集大成的な内容です。
講演をベースにしているらしく、
ちょっと文体が熱すぎるのではと感じる人もいるかもしれませんが、(私です(^^;))
これを読んで葬儀業界に好感を持ってくれる一般の方も多いのではないでしょうか。
この点、冨安氏の功績は大です。
読みました。立ち読みですけど(^^;)
藤田先輩が「これからは学歴社会じゃなくて人柄社会」って言ってんのに
自分の息子は明治大学受かったってウソをつくのがよく分からない。
ピーチ様、コメントありがとうございます。
葬儀業界では「有名な裏情報」ですね・・・という言い方も矛盾してますね、
ぼろぼろ伝え聞くレベルの話しですが、どんな優秀な創業者もアキレス腱は跡継ぎってことなんでしょうか。