以前から報道はされていましたけど
とうとうHMV渋谷店が閉店してしまったようです。
ニュース記事はこちら
学生時代は待ち合わせ場所として、
葬儀業界に就職してからは
膨大な在庫量と
通夜の後の遅い時間でも開いている
という利点のため
御遺族からリクエストされたCDを買うときに重宝させてもらいました。
でもItuneを使うようになってから
めっきり足を運ばなくなっていました。
(参照ページ:葬儀の音楽についてのノウハウ(葬儀屋さん用))
一般の購買層も同じことなんでしょう。
かつては渋谷の文化の発信地であったにもかかわらず閉店となりました。
でも将来
「CD販売というビジネスモデル」が廃(すた)れたとしても
「音楽を聴きたいという欲求」が廃れることはないでしょう。
同様に
今の葬儀屋のビジネスモデルが廃れることになっても
「亡くなった人を弔いたいという気持ち」が廃れないでほしい
と思う今日この頃です。
ああ、今日はちょっと感傷的。(>_<)
意図されているかどうかわかりませんけど、廃れるのは「葬儀業界が」や「葬儀社が」ではなく「ビジネスモデルが」なんですか?
いつか我々が必要とされなくなる時が来たとしても、その理由が葬送の衰退でないことを願いたいですね。
高見 晴彦 様、
「葬儀が」なのかも知れません(^^;)
>その理由が葬送の衰退でないことを願いたいですね。
同感です。
コピーやダウンロードが簡単に出来る、デジタルの宿命でしょう。
CDやDVD、ブルーレイを簡単にコピーし、廉価で販売する中国でもコピー出来ないのが、アナログ・レコードです。
会館や商品のコピーや模作は簡単ですが生き残りは難しく、人的サービス(服務工作)が最も重要であり、アナログ的な人対人のサービスが唯一継続できるサービスであると考えています。
>アナログ的な人対人のサービスが唯一継続できるサービス
その人的サービスを「コピーしたい!」と思わせるだけのクオリティに仕上げることが喫緊の課題かもしれません。自戒を込めて(^^;)
人的サービスを自ら放棄した「直送」は、葬儀業界の自殺行為であり、オウンゴールです。
一時的に受注数は増えますが、レベルの低下が顕著になり、存在意義も無くなります。
ホスピタリティーが無ければ、ただの貸し道具屋や手配屋になります。