葬儀屋さんの真夏の工夫




最近、熱中症の被害がよく報道されていますね。

葬儀屋さんが熱中症で倒れたっていう話は今まで聞いたことがありませんが、
葬儀屋さんが熱中症になりやすい環境で働いているのも事実。

夏

この間も35℃の炎天下の中、お寺の本堂の飾りを行いました。
トラックを近くまで寄せられないところだったので、
結構、物を運ぶ距離がありました。

設営の時間は通常1時間から1時間半くらい。
物を運ぶときは常に走るようにしています。
歩くより速いって言う物理的な利点以外に
心拍数を一定以上に上げておくと、交感神経が働いて、
精神的・肉体的にむしろ楽だから(と自分では思っているから)

水分補給

今までも夏場の水分補給には気をつけていましたが、
熱中症の報道の中で
15分おきに150ccのスポーツドリンクを補給すると良い
と言っていたので、今回は特に意識して
上記のように適切な水分と塩分の補給を心がけてみました。

で、実際やってみると、
効果有り。
あまり疲れない。
翌日の撤去もしかり。

今まで、
夏場は特に慢性疲労気味なので、ばてた状態が普通だと思っていたのですが、
水分と塩分の補給が足りなかったのだと反省。
そして今もって、パフォーマンスを上げられる方法が見つかったことがうれしい。
(ちなみにポカリスエットは糖質高過ぎなので×、
アサヒ飲料のスーパーH2Oがお気に入り)

余談ですが
夏場の設営は早く終わらせたいです。
熱いのがイヤって訳ではなくて(イヤなことはイヤなんですけど(^_^;))
御遺族が到着された際、汗だくの姿は見せたくないのです。

作業着から着替えて、
ネクタイをキュっと締めてピシっとした感じでお迎えしたい、
っていうのが私のスタンスなので。
とは言うものの、結構ヨレヨレの状態でお出迎えしてしまうことも
多々あるのですが・・・(>_<)

日焼け止め

(さらに追記)

このところ節電の問題と、参列者にお年を召した方が多いこともあり
クーラーの温度がやや高めに設定されている式場も多いと思います。

葬儀屋さんは舞台裏で走り回ってますから
お客様の前にでるとき顔面汗だく、という状態になりがち。

がんばってる感をアピールしたい人はともかく
私のように冷静沈着なイメージでいたい方には(^^;)
この方法。

室内でも顔に日焼け止めを塗っておきます。

ウォータープルーフのタイプ(SPF30以上のことが多い)が好ましいです。

日焼け止めは汗で落ちないように作られているので
顔面に汗が浮き出にくくなります。
まぁ、あんまり皮膚には良くないんでしょうけど。

それから余談ですが男性も外の現場設営の時などは
本来の目的で、日焼け止めを塗ることをおすすめしたいです。

たまにいわゆる「昭和の葬儀屋さんフェイス」(悪い意味で(^^;))
の方いらっしゃいますけど
皮膚の黒さが緩和されれば大部印象も変わってくると思うんですよね。

白竜クラスになるとお手上げですが。

 

香水

この時期
設営が終わって汗をふきとるまでは
葬儀屋の皆さんもやっていると思います。

あと香水の話です。
夏場、香水のにおいが強いのは論外。
そうは言いつつも、納棺のときなど、
葬儀屋さんは遺族の方に近接することが多いので
ほんとに、ちょっとだけ、香る程度のものをお探しの方はこれ。

ロクシタン/ソリッドパフューム/グリーンティー(練り香水)

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この練り香水の利点は2つあります。

一つ目は
固形タイプなのでつけ過ぎを避けることができる。
液体タイプはどうしてもつけすぎてしまいがちだし、
それを避けるために空気中に噴霧してからその中を通るっていうやり方は
噴霧した空間に香りが残るので×。

この練り香水は表面を指先で軽くタップして、
手首あたりに塗るだけでよいので、
必要最小限の分量が調整でき
つけすぎの失敗がありません。

2つ目の利点は緑茶ベースの香りなので
式場の中で浮かない。
式場の香りって花か線香かお茶だし。
ユニセックスタイプで、鎮静系の香りなので
男女両方使えます。

あと常識的なことですが
自分で香水のにおいが分かるのは明らかにつけすぎ。
特に夏場は実際匂ってなくてもいいやっていうくらいの、
おまじない程度の分量でちょうどいいです。

 











5 件のコメント

  • 今から20年以上前、公衆衛生学の講義で聞いた話を思い出しました。
    アメリカのダム建設現場で作業員がバタバタ倒れ、作業に従事した多くの者が死亡しました。
    そのために政府は、労働衛生学者に依頼して原因と対策を講じさせました。
    原因は熱中症であり、対策としては充分な水分補給と塩の摂取、適時の休憩をさせたところ、倒れる人や死亡者は無くなりました。

    夏などに水やお茶、サイダー等の製品だけをを摂取するとかえって電解質異常を来たす事が多く、重篤になる症例が多く見られます。
    そのために塩タブの摂取が労働安全衛生法でも基本とされています。
    寺院の本堂ではエアコンも無く、気温30度弱、湿度60%以上と考えられ、「長時間の作業(動作)」は危険レベルです。

    電解質補給のスポーツドリンクがあればいいのですが、無い場合は塩タブ(薬局で売っている)を3~5個位捕っておけば安心です。
    夏場の工場や建設現場、製鉄所等では必ず行うようにしていると思います。
    塩タブ+クエン酸がベストと思います。

    余談ですが、9月3日、TBS、19~20時に、平均260万円かかる葬式を「いかに安く済ませるか」のコーナーを番組の中でやるみたいです。
    景気が悪く、政局も滅茶苦茶な中、これで「葬式は高い、ボッタクリ」とのイメージがゴールデン・タイムに流されます。

  • prof 様、コメントありがとうございます。
    余談ですけど
    来日しているイスラム教徒の方って
    今ラマダンをどうやって乗り切っているんだろうと
    ちょっと気になります。
    旅行者扱いで免除されているんでしょうか(^_^)

  • イスラム教は戒律が厳しい宗教で、1日に5回の礼拝は基本とされています。
    これは例外は認められず、長距離列車にも礼拝用のスペースが設置されています。
    しかし、航空機ではこれらを見た事がありませんので、特例はあるのかも知れません。
    しかし、政府の押し付けで国内各地の病院がインドネシア人看護師(多くがムスリム)を雇用していますが、これらの雇用条件として病院内に礼拝スペースを確保しなければならず、勤務中も宗教的に指定された時間になると、礼拝を始めてしまいます。

    ラマダンの基本は夜明け前の飲食と日没後の飲食であり、これに馴れたムスリムでは国内でも然程きつくは無いと思います。
    特にイスラム教は歴史がある宗教である事から、数多くの派があり、超原理主義派もあれば改革派もあり、一概では無いと思います。
    ○○スタンの国のムスリムは戒律が厳しいですが、中国や東南アジア圏のムスリムはかなり緩いと感じています。

  • prof 様、いつも詳しいコメントありがとうございます。
    良いタイミングで今朝の日経新聞にラマダンの記事が載っていました。
    ドバイでは暑さが厳しいので、
    ラマダンのルールを少し緩める宗教令を出したのだとか。
    > 中国や東南アジア圏のムスリムはかなり緩いと感じています。
    私の知る限り、(在日の)トルコのムスリムの方はきさくな感じでした。
    お祈りも、一緒にやろうぜ、みたいな感じで。

  • イスラム圏では、首相や国会よりも宗教的指導者が偉い国が多いのですが、カイロ大学やテヘラン大学等の超一流校の女子学生でも、ブブカを着ている人は殆どいないと思います。
    多くは髪にスカーフを付けていますが、中には半そでやジーパンの女子学生もおり、エリートの中での戒律の柔軟化が見られます。

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