「理想の葬儀」の書評

今回ご紹介するのはこの本。
 

この手の本、
つまり葬儀社の社長が一般消費者向けに書いた本、

はたくさん出ていますが、その中でも数少ない良書だと思います。

私は仕事柄、葬儀関係の書籍を日頃から読んでいる特殊な立場なので
この本の中に目新しい情報を見つけることはできませんでしたし
全ての内容に同意できるというわけでもないです。
(もちろん一般の方に有益な情報は載っています)

ではなぜこの本が良書であると申し上げているかというと
理由は以下の通り。

だいたいこの手の本の一般的なパターンは

既存の葬儀社はこんなにひどい(金儲け主義、低レベルのサービスが蔓延している!)

義憤を感じて葬儀社を立ち上げました

こんなに「泣ける」エピソードで、感動!感動!

間違った情報に基づいたアドバイス、もしくはポジショントーク丸出し

私たちは「お客様の気持ちになって」がんばります

と、こんな感じ。

なんというかワンパターンで、下品で、ちょっと辟易(へきえき)する感じです。
こうなってしまうのは
著者が、消費者は頭が悪いと思っているのが一番の原因では無いかと。

それから葬儀社の創業者ってちょっと「過剰な」人が多いし(^^;)

一方で
この本を良書たらしめているのは

「抑制が利いている」
からです。

過剰に恐怖心を植え付けたり、攻撃したり、煽ったりしない。

言い換えると
著者には読み手(消費者)を信用する頭の良さ、
みたいなものを感じます。
(また自費出版系なので
編集サイドの要望が強く入ることを免(まぬが)れているのかもしれません。)
逆に言うと、売らんかなの派手さはないので、(失礼<(_ _)>)
このブログで紹介させていただきました。

と言ってもこのブログ経由ではおそらく2~3冊くらいしか
販促効果がないのが申し訳ないのですが・・・




2件のコメント

葬儀社の通報で逃亡犯が判明しましたね。
身元不明の仏様は年間160件ほどあるそうです。
この件は葬儀社のお手柄ですが、検死した警察が気付かないようでは無能化した組織ですね。
捕まらない訳です

猫丸様、
報道内容を総合すると
葬儀社のお手柄と言うより、戸籍手続きで実在しないのが発覚しただけのような気がします。

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