「葬式探偵モズ」シリーズを読んで




お葬式研究者を主人公にしたミステリー漫画「モズ葬式探偵」シリーズの
第1作目から完結まで紹介する記事を書いてきたのですが、今回一つの記事にまとめてみました。

葬式探偵モズ

今回ご紹介する本はこちら

葬式探偵モズ

基本月に1回、アマゾンで「葬儀」「葬式」「葬儀屋」のワードで検索かけて
引っかかってくる本には大体目を通すようにしているので
(ね、エライでしょ。誰かほめてくれー)
こういうのも一応読んでます。

 

葬儀屋つながりで「黒執事」も読まないといけないんですかね。
ですかね、って誰に聞いてんだ(^^;)
あの「葬儀屋」っていわゆる葬儀屋じゃないんですよね、たしか。
さて本題の葬式探偵モズ。以下ネタバレアリです。
この漫画
アマゾンの内容説明によると・・・

 

祖父の葬儀に出席するなとの脅迫状を受け取った都は
変人と評判の民俗学教授・モズを訪ねる。
葬儀が専門の彼には“葬式探偵”という二つ名が…。
葬式探偵モズがニッポンの葬式のアレコレをチマチマ解決します!

 

プロットは、過去の推理物を適当に混ぜ合わせたものですが
謎解きの鍵を葬儀の風習にしたところが、特徴。

 

ツッコミどころとしては
1話目は
そもそも別に葬式で復讐する必要ないよねとか
水に反応する劇薬はお茶に入れた段階で、ばれるのではとか
なんでその薬を普通に捨てないのとか
遺言がその文体じゃ無効じゃないのとか

 

2話目は
幽霊のトリックが被りものって・・・

 

これらのトリックの設定の問題として、
そもそもその地方の葬儀の風習が本当に存在するのどうか分からないし、
さらに作中にでっちあげた風習ってのも登場させているから、
ちょっとリアリティの基盤がぐらついてしまっている、
ということが挙げられます。

 

さらに参考文献として、
書いてることがいい加減と日頃私が批判している葬儀ライターの
I女史の著作がリストアップされているため、さらにリアリティがグラグラに(^^;)

 

とはいえ、読後感としては悪くないです。
絵のタッチや話のテンポは嫌いじゃないので

2巻目が出たら買ってもいいかな。

 モズ 葬式探偵の挨拶

今日ご紹介するのはこの本。

モズ 葬式探偵の挨拶

モズ 葬式探偵の挨拶 (オフィスユーコミックス)

吉川 景都 集英社クリエイティブ 2014-11-25
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以前
「葬式探偵モズ」を読んで
という記事で前作を紹介しました。
しばらく続編を見ないので打ち切りになったのかなと思ってたんですが
どうやら連載誌が休刊し、他の雑誌で連載を続けていたようで
この度出版となったようです。
そのため第2巻という扱いではなく
設定そのままでタイトルを替えてしまったのですね。

アマゾンで見つけて即クリックしてしまったということは
なんだ、俺は結構気にいっていたのか(^^;)

お葬式の風習に関しては良く調べていると思います。
ただそれに関連したトリックというか謎解きが
結構矛盾だらけというか・・・

第一話:もしモズがいなかったら、アレをあそこに隠したってことが最後まで判明しないじゃないか、とか
第二話:村人全員に気づかれないってそれはないだろ、とか
第三話:妹の行動はおかしいだろうとか
とかですね。

ま、第二巻が出たら買いますけどね。
(やっぱり気にいってんのかな?)

モズ 葬式探偵の憂鬱

葬式探偵モズの新刊がでました。
(若干ネタバレにご注意!)

モズ 葬式探偵の憂鬱 (オフィスユーコミックス)

吉川 景都 集英社クリエイティブ 2016-04-22
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葬式探偵って何じゃい?という方は
過去2回の紹介記事をお読みください。

まぁ読んでも葬式探偵って何じゃい?だとは思うのですが。

さて今回のトリックに関しては・・・
大目に見てあげてほしいです。
葬儀ネタしばりで、著者もがんばっているんですから。

今回の見所はシャーロック・ホームズに対するモリアーティ のような
永遠のライバルが登場するところ。
(登場させたおかげでストーリーやトリックが強引になってしまった感があるのですが)

葬儀推奨派のモズに対して、葬儀反対派の長髪の美青年、狩鹿(かるしか)。
これはおそらく島田裕巳氏がモデルでしょう。
いや長髪の美青年だろ。ルックス全くちゃうやん!と言われそうですが。
しかしガラスの仮面速水真澄堤清二がモデルなのです。

早川真澄:堤清二=狩鹿:島田裕巳 このような式を書いてみれば
狩鹿=島田裕巳説はあり得ます。
いや島田裕巳しかいない!

いや、だからどうしたと言われれば、私も困りますが。

今回いきなり打ち切りみたいな終わり方だったのでちょっとショックだったのですが
作者の後書き読むと、続くらしい。
ん?
ショック?
俺本当はこの漫画が好きだったのか?
(。・_・。)
モズキャプチャ

モズ 葬式探偵の帰還

今回紹介するのはこの本。
「モズ 葬式探偵の帰還」

第一巻から紹介していますが 今回が最終刊です。

葬儀の風習をトリックにした推理漫画という創作側にとってメチャクチャハードルの高いジャンルに挑戦し続けてきました。
今回も、動機にちょっと無理があって
「いや、父親が本当のこと言った方が周囲の評価を下げずに済むんじゃねぇの?」
とツッコんでみたり。

とはいうもののアラ探しもこれが最後。
最後のページをめくり終わって、
もうこれで続きが読めないのか・・・と。

はい、認めます。
いつしかこの漫画を気に入ってました。
モズ

 











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