先日
資格図鑑2013年度版で葬祭ディレクターが紹介されていた件
という記事を書きましたがそれに関連して。
新版 やりたい仕事がある!
この本でも葬祭ディレクターが紹介されていました。
しかし、内容がヘン。
葬祭ディレクターは
葬儀ディレクターや葬祭コーディネーターとも言う
いや、言わないし。
葬祭ディレクターは厚生労働省認定の試験に合格して得られるちゃんとした資格。
葬儀ディレクターや葬祭コーディネーターは
個々の葬儀屋が勝手に名乗っている肩書き。
一緒にしちゃダメ!
関連した職業として
納棺師やエンバ-マーがある。
どちらの仕事もその境界線はほとんどなく
葬祭ディレクターの仕事と兼務する人も多い
「その境界線はほとんどなく」って
エンバ-マーが聞いたら怒るよね。
納棺師をおとしめるつもりはないですが
自称で通用する職業と、数年間の勉強と試験合格が必要とされる職業を
一緒にしちゃダメ!
エンバ-マーに簡単になれると思ってんだろうなぁ。
池上彰氏は監修なので、
実際に書いてはいないのでしょうが
葬儀業界の中の人にチェックぐらいさせるべき。
この本が出版されたのは2010年でちょうど池上バブルの真っ最中の頃。
まぁ、適当に作ったんでしょうね。
ちなみに
村上龍の13歳のハローワークの中では
葬儀屋さんはちゃんと紹介されてます。
参考までに。
新 13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎 2010-03-25
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