この映画がアマゾンプライムで無料になっていたので久しぶりに観ました。
あらすじは
希望を胸に抱いて社会に飛び出したジョージタウン大学同級生の7人。(中略)皆それぞれに自分の進むべき道を模索していた。ある日、友人の交通事故をきっかけに仲間7人が集結する・・・。
もう30年以上も前の映画です。
若い頃初めて見たときは、さすがにこれはねぇな、と思いました。
なんでこの7人のグループ内だけでくっついたり離れたりを繰り返すのか。
挙げ句、寝た男2人に向かってずっと友達でって・・・おい。
さてなんで今回この映画をとりあげたのかといいますと、
若き日のデミ・ムーア演じる、誰とでも寝ていつもドラッグに溺れている破綻した女の子が
葬儀のことだけはずっと気にしているから。
前回観たときは全く気にならなかったのですが。
アメリカ人はこんな娘だって葬儀の準備をするのに、日本のおっさんどもときたら・・・
(参考記事:インテリ文学系のおっさんはなぜ「葬式なんてどうでもいい」と言うのか)
余談ですがこの7人のメンバーの一人のアリー・シーディは
という映画に不思議ちゃんの役で出ています。
さえない女の子がメイクをしたらまぁキレイに、という役回りです。
でも私の眼から観ると最初からヒロインよりキレイだったのに、
メイクをしたとたんストリートガールみたいな顔になってしまって・・・
ノックは無用か!(関西圏にしか伝わらないネタですいません)
これにはアメリカ人の好むメイクにカルチャーギャップを感じました。
アメリカに留学してエンバーマーの資格を取った日本人は大変だったのではないだろうか。
おまえの化粧は薄いとか言われて。
いつも楽しく拝見しています。
私が先日見た映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」にも葬儀の話が出てきます。
向こうの土葬文化だと冬季は墓地の土が凍結して掘り起こせないので春まで冷凍庫で遺体を保管する方法があるという話に驚きました。
これ以上はネタバレになるのですが、埋葬をどうするかで故人の若い息子が「父さんを凍らせたくない」と涙を流すのは合理主義的なアメリカでも遺族の心情には普遍的なものがあるのかなと思いました。
ちなみにその息子は葬儀屋さんの接客を後で「どうせ演技なのにね」と言っていたのが地味にショックでした。
自分も遺族にそう思われているんじゃないかと思ったり。
匿名希望 様
面白そうな映画ですね。まだ間に合いそう・・・
情報ありがとうございます。
日本の医学部や歯学部では、「1年近くの常温保存はザラ」です。(海外も同様)
これは、医学エンバーミングと葬儀エンバーミングの違いです。
中国では冷凍率が99%以上ですが、冷凍保存率を下げて冷蔵保存を開始と、
常温保存の開始を「国家予算で始めます。
今回の予算請求が通れば、「一気に加速」です。
prof様
冷凍率下げるメリットは、
解凍の手間を省く、と細胞破壊を抑える
ってことでしょうか?