過去に書いた、葬儀関係の出版物の書評をまとめました。
葬儀業界に多様性がない理由
今回は、紹介するのはこの本。 多様性の科学 この本の内容を一言でいうと、「多様性のある組織は強い」ということです。 この観点から考えると、葬儀業界には多様性に欠ける属性が3つあります。 「多様性の科学」の概要 本題に入る...
過去に書いた、葬儀関係の出版物の書評をまとめました。
今回は、紹介するのはこの本。 多様性の科学 この本の内容を一言でいうと、「多様性のある組織は強い」ということです。 この観点から考えると、葬儀業界には多様性に欠ける属性が3つあります。 「多様性の科学」の概要 本題に入る...
葬儀業界にとって「マナー講師」というのは、ウソ葬儀マナーをまき散らすだけの害悪でしかありません。残念なことに奴らの存在を消すことができないのであれば、その中でも西出ひろこ氏を推すのが最善では? という話です。 マナー講師...
今回ご紹介する本はこちら 葬式仏教 死者と対話する日本人 著者の経歴はこちら 薄井秀夫(うすい ひでお) 株式会社寺院デザイン代表取締役。昭和41年、群馬県生まれ。東北大学文学部(宗教学)卒業。中外日報社、鎌倉新書を経て...
今回は新刊の紹介です。 葬儀業 (平凡社新書1059) 筆者は社会学者の玉川貴子氏。 経歴は以下の通り。 Amazon著者紹介より 1971年生まれ。名古屋学院大学現代社会学部准教授。専修大学大学院文学研究科社会学専攻博...
今回村上春樹が翻訳したフィリップ・マーロウシリーズをすべて読んだのですが、作中で不自然なくらい「葬儀屋ネタ」が出てくることに気づいたので、まとめてみました。 ミステリー小説や推理小説では、基本的に人が死ぬので葬儀の描写は...
2020年に発表されたアメリカの葬儀に関する論文から、アメリカと日本の葬儀事情の比較考察を行いました。 今回取り上げる論文について 今回は2020年にアメリカで書かれた葬儀費用に関する論文「Funeral Poverty...
かつては自分のことを生後3か月の子犬だと認識していたので、葬儀業界に関する誤った発言には全力で噛みついてはみるものの、甘噛み程度の影響力と思っていました。 しかし私に批判された漫画家の方が、著作の中で、気に病んでいると述...
先日、連載中の葬儀漫画として 漫画「終のひと」が発売されました! – 考える葬儀屋さんのブログ を紹介させて頂きましたが、こちらもとりあげてみます。 第一話は無料でこちらから読めます。 過去、葬...
今回ご紹介するのはこの本。 「葬いとカメラ」 読もうと思ったきっかけ この本を読もうと思ったきっかけは この本の出版社である左右社さんの書籍に寄稿したことがある 山田慎也先生(主に葬儀を研究されている民俗学者)が参加して...
お寺(宗教法人)に対する世間の批判で多いのは ・税金を払わない ・御布施(葬儀の際の読経や戒名への御礼)の金額をハッキリ言わない ということではないでしょうか。 葬儀業界にいる人間としては ・宗教者なのに人格者が少ない ...