あの市川愛が、葬儀業界から身を引くことにしたらしい。
(なんか最近誰かの批判記事を連続してアップしてしまっているが、偶然である)
市川愛とは
まず市川愛とは何者かということについて解説しておく。
葬儀社紹介業に勤務後、ウェディングプランナーをヒントに葬儀相談員という職業を考案し、2004年に起業。葬儀の相談を受け、葬式の準備作業の代行を業務としている。
『日経スペシャル ガイアの夜明け』(テレビ東京)で、日本初の葬儀相談員として紹介された。
著作家としては、週刊ダイヤモンド、プレジデント、週刊エコノミストなど多数の紙面に葬儀記事を寄稿。
価格.com葬儀内にコラムを連載(全24回)。
著書に『お葬式の雑学』(扶桑社新書)、共著に『身近に亡くなりそうな人がいたら読む本』(主婦の友社)。
その他、葬儀関連記事の執筆、セミナー講師、葬儀情報サイトの運営、葬祭業者および寺院へのコンサルティングを行なう。
情報番組などにコメンテーターとしても出演する事もある。
市川愛の問題点
彼女の問題点は以下の通りである。
- 葬儀実務経験がなく、間違ったことを平気で言う。
- マスコミの傾向として葬儀屋ではなく業界周辺のよくわからない人の声を取り上げがちなので、彼女が葬儀の専門家として扱われてしまう。
- 彼女のビジネスモデルは、葬儀屋は悪いやつという恐怖訴求によって繁盛する仕組みになっているので、葬儀屋を悪者に仕立て上げる言動が多い。
3点目について補足説明をしておく。彼女の肩書きの葬儀相談員のセールスポイントでは、遺族の依頼を受けて、葬儀社との価格交渉を含め葬儀費用を下げることをうたっている。
だから「葬儀屋は、ぼったくる」と喧伝しないといけない立場である。
ただ近年、葬儀を行わない火葬のみが増えたり、コロナ禍を経て葬儀費用が底値に張り付いているため、遺族が彼女に支払う「相談料」に見合うバリューの提供は、ほぼ不可能になっていたと思われる。
市川愛がやらかしたこと
過去の私と彼女のバトルを振り返っておく。
多くが、彼女の間違った発言に対し、私が指摘するという内容である。
記事の内容を要約すると、
市川愛がプレジデント社の雑誌に、互助会を誹謗中傷する記事を書く(後日編集部が謝罪)
→それを私がライブドアブログ(当時)で取り上げる
→市川愛がライブドアブログの運営に記事の全文削除を申請する。かつ私とのやりとりを第三者に公開しないことを要求した。
同じくプレジデントに寄稿した記事の間違いを指摘。
朝日新聞社のMOOKに寄稿した記事の間違いを指摘。
これもプレジデントに寄稿した記事の間違いを指摘している。
彼女の著作の感想。葬儀屋さんなら当然知っている知識をやっと身につけたね、という書評を書いている。
これ以降、彼女の名前はあまり聞かなくなる。彼女の悪いところをさらに強化した佐々木悦子が台頭してきたからだと思われる。
ちなみに市川愛のtwitter(当時)アカウントには、いつの間にかブロックされていた。
引退宣言
ここ数年はめっきり彼女の話を聞くこともなくなった。
もう葬儀相談員で食えてはいないのだろうなと思っていた。
先日ふと彼女のことを思い出し、今どうしているのだろうと彼女のサイトを覗いてみると、トップページにこんな表記が出ていた。

2025年5月に葬儀業界から引退したらしい。
今後の活動内容はよくわからないが、TOC理論というテーマのセミナー講師で生計を立てていくとのこと。
私がやらかしたこと
市川愛はずっと私に批判され続けて悔しい思いをしてきただろうから、最後に彼女の溜飲が下がるエピソードを一つ、手向けとして話しておこう。
約10年ほど前の話だ。
会長や社長も参加する幹部会の途中で、ある役員が喋り始めた。
「葬儀相談員をされている市川愛先生を知っていますか?先日、彼女セミナーに参加したとき、こんな話をされていて~」
あろうことか市川愛を先生呼ばわりした後、彼女のセミナーに参加したと言い、彼女の「教え」を開陳し始めたのである。
それを聞いた私はびっくりして、数秒後我に帰った時には怒りがふつふつとこみ上げてきた。
たまらず彼の発言を遮った。
「ちょっと待ってください。
〇〇さんは市川の書いたものを読んだことがあるんですか?
彼女は我々葬儀社を誹謗中傷する発言を繰り返しています。
そんな人の話を聞きに行くだけでなく、我々本当の葬儀のプロの前で得意げに語って無礼だと思わないんですか?」
彼は私の言っていることが分からなかったらしく、一瞬あっけに取られたあと、もごもごとなにかしゃべり出そうとしたが、
「もういいです。しゃべる必要はありません」
と言い放って黙らせた。
周囲はかなりびっくりしたことだと思う。
なにしろマネージャーが公然と役員に噛みついたのだ。
多分私が何を言ってるのか、その場のほとんどがが理解していなかったと思う。しかし日頃部下に対しても声を荒げることのない冷静で穏健派の私がこのような振る舞いに出たことで、その役員が間違ったことを言っていることは伝わったと思う。
ちなみにその役員は、おそらく新入社員からパートスタッフを含めた全社員の中で、最も頭が悪かったのではないかと今でも思っている。
金融機関から出向を受け入れていた時代の、最後の世代だった。
その数分後、別の役員から手招きされて重苦しい空気の会議室を一緒に出た。
その後別室で、いくら気に入らないと言ってもああいうことをしてはいけないという極めてまっとうな注意を淡々と受けた。
この件に関しては現在に至るまで同僚の誰も触れてこないところをみると、洒落にならないという認識なのだろう。
その役員は最近まで在籍していた。
以上のやらかしをチャラにするような力量は私にはなかったので、私の社内のポジションに何らかの影響を与えてた可能性は高い。
というわけで市川愛が原因で、本人の知らないところで私にダメージを与えていたということだ。
あ、今思い出したがその役員が辞める前年に、新卒の採用を巡って大喧嘩をしたことがある。現場組から見たら、明らかにコイツやべぇというキャラを、元気がいいと誤変換して、採用すると言ってきかなかったからだ。来年いなくなるヤツが、新卒採用で我を通すって本当にバカなんだなと思った。その時は、私の淡々とした論破を受けて、その役員が捨て台詞を吐いて退席した。
この時も別の役員が、なんとかとりなしてくれた。
ってことは、私の社内の立場に市川愛は何の関係もなくて、私に問題があっただけだな、多分。
まとまらなくなったので、諍いは誰も幸福にしないという、取ってつけたような教訓を最後に述べておく。
ともかく市川愛が今後この業界に関わらないのであれば、何よりだ。
新天地で頑張ってもらいたい。




















いつもブログ楽しみにしています。過去のバトルも改めて読み返したいと思います。
結局「彼女に与えられたダメージ」の話ではなく、「赤城さんが役員相手にも一本筋の通った男」ということがよく分かるエピソードだと感じてしまいました!!かっこいいです!
匿名様
コメントありがとうございます。
あの、基本的には協調的だったんですよ(笑)
退職されたからこそ書ける切れ味の鋭いかつての社内エピソードなのでしょうかね。こういうのを読めるのは永年のファンとしては嬉しいです!
匿名同業者様
長らく愛読いただいてありがとうございます!
基本的に在職中のエピソードは今後もほぼ触れることは無いとは思いますが、
今回を含めてあと2,3くらいは出すかも、です。