葬儀業界も就職活動開始

今日(2016年3月1日)から新卒向けの就職情報が本格的にリリースされましたね。
葬儀社の求人状況をちょっとのぞいてみると

 

(↑企業検索で「葬儀」って入れてみてください)

 

のエントリーですね。

 

サイト登録もなんだかんだで200万円以上かかるらしいということと
学生はほぼ両方を見るから、
どちらにもエントリーしている葬儀社はほとんどいないみたい。
ということは新卒採用を考えている葬儀社及び周辺産業は200社弱ってことですかね。
まぁ葬儀社数でいうと全体の4%くらいの比率ですが、
おそらく売上規模でいうとほぼ上位5%クラスに属する企業群のようです。
それにしても
葬儀業界も新卒採用が定着しましたね。
3月の時点で会社説明会フツーにやるみたいですし。

 

テレビ局なんかと違ってこの業界は
ひやかしで受ける人が少ないのはいいんですけど、
そもそも母集団が薄いのが悩み。
特に女子よりも男子。
あとこの記事でも書きましたけど
(参考記事: 葬儀屋と学歴
MARCHクラス来てくれませんかねぇ。
採用活動
さて葬儀業界ちょっとでも興味のある方へ。
それで興味持ったら↓このカテゴリ-記事
葬儀業界就職希望者向けの内容
読んでみてください。

 

どの葬儀社がいいか分かりづらいかもしれませんが
とりあえず企業規模の大きいところから受けてみて下さい。

 

あと細かいテクニックだけど4月~5月くらいに
「他の葬儀社を受けていますか?」って面接で聞かれたら
「はい今度○○(←そこよりも企業規模が大きい会社)の2次面接受けます」
ってハッタリかました方がいいかも。
そうなると採用担当者は、俄然あなたのことを欲しくなると思います。
葬儀業界の採用担当者って基本的に節穴で
横のつながりがないからバレづらい(^^;)

 

あと互助会さんの採用システムは会社によって違うんだろうけど
冠婚部門と葬祭部門を一括で取っているところは
たとえ冠婚部門に行きたくても面接では
「葬祭部門行きたいです」
って言った方が通りやすいと思う。
配属なんて入社してからの話ですから。
葬儀屋の人事なんていい加減なんだから。

というわけで。

「就活は終活業界で!」
まぁ、今日はこれが言いたかったんだけどね。
こんな日もあるさ。
(-o-)y-..oO○




12件のコメント

こ、これは物理教師さんらしからぬ 目的地ありきの記事!!(笑

かかし 様
>とりあえず企業規模の大きいところから受けてみて下さい。
↑この部分ですかね。
でも最初に入るのは大きいところがいいと思うんですよね。
あとは自分にあったところに転職、っていうことで。

現在大学3年の就活生です。
葬儀業界を第一志望に考え始めたときから、このブログを拝見させてもらってます。
リクナビ、マイナビに載せている葬儀社から、希望する勤務地なども考慮すると、数が少なくなってしまい就活が不安です。
また、親の理解を得られるかもとても怖く、悩みがつきません。
物理教師さんも、葬儀社で勤めていらっしゃる他の方々も、それらを乗り越えてきたのかと思うと本当に尊敬します。

「就活は終活業界で!」
そろそろ死後な二つを掛け合わせてくるとは・・・。
私はこの業務の地方勤務で20年越えます。でも小さいところで経験値も少ない。
三日坊主さんも書かれていましたが 若い頃にスキル獲得の為に大きなところに入っておくほうがいいと思いますね。とりあえず地方での必要性はおいておいて

企業は大きさでは決められない部分もあります。

例えば、「さがみ典礼(アルファクラブ)にはマニュアルがない」とされています。https://www.sagamitenrei.com/sougi
これは日本古来からの子弟制度(職人系)や、ドイツのマイスター制度では
有効な方法ですが、「指導者(親方)の当たりはずれによる、スキル差が大きい」
との問題点もあり、車内や職場内での「当たり外れが出る場合があります」。
そのために、「初認教育においては不向きです」。(ラダー教育では有効)

その意味では、さがみ典礼の様な大手」であっても、教育に対する認識や
考えが違う(科学の様に答えは1法ではないが)場合は、企業の大きさでh無く
「社員育成体制」の確認も必要かと思います。
社内独自の「能力評価システム」があるとしても、これ自体の「スケール違い」も
考えられ、サタンダード(評価基準やレベル維持に有効)を創り、これを指標と
することは、日本やドイツと言った「高品位国」においては必須条件です。

「職人集団においては、マニュアルは邪魔」ですが、全ての職員がマスター級
以上でない限りは、初任教育がしっかりした職場が良いのかと。

しばた 様
>葬儀業界を第一志望に考え始めたときから、このブログを拝見させてもらってます。
ありがとうございます!
>親の理解を得られるかもとても怖く、
一度話してみてもし反対されたら、なんて言われたか教えて下さい。
論破のロジックを授けましょう(^^;)
もし他に不安なこと心配なことがあったら
kangaerusougiyasanあっとまーくyahoo.co.jp (あっとまーくを@に変更してください)
まで連絡ください。

かかし 様
>そろそろ死後な二つを掛け合わせてくるとは・・・
そこは覚悟を持っておっさんの心意気で

今回の記載は「少し大人」です。
>マニュアルではなく、長年の経験からしか得ることのできない技術や
心遣いによって、ご満足いただけるご葬儀となるよう
https://www.sagamitenrei.com/sougi

国内には葬儀に関する大学はなく、学者もいません。(民俗学や宗教学は別)
専門学校は4校ありますが、「就職のための葬儀教育」であり、学問や学術と
しては「????????」。
その意味では「さがみ典礼」が言う、経験優先主義も頷ける部分もあります。
しかし、A社では1+1を3と教え、B社では1+1を4と教えては終わりです。
医学や医療の様に卒後教育やラダー教育が無い葬儀分野では、
「擦り込み現象(効果)」が強く、最初の教育が終世となる場合が一般的であり、
ファーストチョイスが全てとも言えます。

マニュアル否定が悪ではありませんが、HPでこれだけマニュアル否定を
行うのも「立派」。(昔から、書類やマニュアルが嫌いな部分はあったが)
葬儀従事者を「職人」と考えているのでしょう。(少数精鋭では良い方法)
ある意味では、「昭和の葬儀屋体質」。
社内監察機能があれば、問題はありませんが。

prof様
エンバーミングを販売するときはちゃんと処置方法を説明するマニュアルを・・・

ビジネスとして考えると、「役人や学者とは違う基準」があります。
これは、「正しい者が勝つのではなく、勝った者が正しい」との判断です。
特に法令もなく資格が必要でない葬儀業界では、「強い者が正しい」と。

現状では、「マニュアルがない、または不完全な企業が強い」との部分は
否定できず、葬儀業界では「ファジーな考えや企業が伸びています」。
これは、「責任の所在を明確化しない、認めない」との有利な部分もあり、
「優柔不断的」とも言えますが、日本での葬儀には向いた部分もあります。
葬儀儀分野のマニュアルには「嘘や誤認、誘導するための物が多くあり」、
「マニュアルの存在=正しい」とは言えませんが、教育においては必要です。

医療業界では大学病院や各病院では「教育プログラムを公開」しており、
新人の医師や看護師を募集しています。
これは、就職する施設による「教育の充実度が異なり、生涯のスキルに
影響をするため」に、就職先を選定するに当たり教育プログラムを参考に
するためです。(医療機関のHPにも教育プログラムが公開されている)
その意味では、葬儀に従事する新卒者は「教育カリキュラムがある企業」に
就職するべきでしょう。(残念ながら、その教育内容が正しいかは別の話し)

prof様
>葬儀に従事する新卒者は「教育カリキュラムがある企業」に
二桁カウントできませんでした(T_T)

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